さいたま市岩槻区にて屋根修理〈築30年の瓦屋根・棟瓦の積み直し〉

2025.06.02

瓦修理・漆喰工事

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

さいたま市岩槻区にお住いのお客様から、屋根と外壁の塗装を検討しているとのご相談をいただきました。
しかし、実際に現地の状況を確認したところ、屋根の漆喰の劣化が目立ち、雨漏りする可能性が高まっていました。
また、見栄えも悪くなってしまうため、棟瓦の積み直しを提案させていただきました。

施工前の様子

こちらが施工前の様子です。
少しわかりにくいですが、漆喰が脆くなり剥がれたり、変色しています。
築30年前後の建物ということもあり、このままでは耐久性が心配です。
特に、漆喰の劣化が進み瓦がずれたり落ちたりすると、人や物に当たる恐れがあり大変危険です。
棟瓦の積み直しとは？修理が必要な症状もご紹介

施工中の様子

①既存の屋根材の撤去

最初に、既存の熨斗瓦・棟瓦・漆喰を撤去します。
熨斗瓦は、防水性や美観において、屋根の中では特に重要な部分です。
熨斗瓦を数段積み、その上に棟瓦を数段積み重ねる工程を棟積みと呼び、瓦を高く積み上げるほど防水性が高くなります。

②心木と補強金具の設置

次に、新しい心木と補強金具を新たに設置します。
心木は木材のため、雨水や湿気の影響で劣化が進みやすいため、注意する必要があります。

③漆喰を塗る

心木と補強金具の設置後、漆喰を塗っていきます。
瓦同士を接着させる、雨水の侵入を防ぐ、美観の向上などの役割を持つ漆喰ですが、実は寿命が約20年程度しかありません。
瓦の寿命は約50～60年と言われており、漆喰は比較的寿命が短いです。
うっかり放置していると、いつの間にか雨漏りしてしまうことも起こり得るため、定期的にメンテナンスしておくと安心です。
瓦屋根には漆喰補修が必須！費用相場や補修内容を解説

④棟瓦の設置

最後に、写真上部に見える棟瓦を、漆喰の上に取り付けていきます。

施工後の様子

こちらが施工後の様子です。
漆喰の剥がれや変色がなくなり、外観も綺麗に整いました。
これからは、漆喰の見た目や劣化を気にせず、長期間快適に暮らしていただけることでしょう。

担当者からのコメント

この度は「ウェルスチール」にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
屋根と外壁の塗装を考えられていたお客様でしたが、確認のため現地に伺った際、漆喰の劣化が著しいことが見受けられました。
このように、現地に点検に伺って初めて屋根の劣化に気づく、という場合も少なくありません。
しかしながら、屋根の劣化を長期間そのままにしておくと、修理にかかる費用が多くなってしまう可能性があります。
そのようなことにならないためにも、定期的なメンテナンスをするのがおすすめです。
しばらく屋根のメンテナンス・修繕を行っていない、またはすでに雨漏りが発生している場合は、ぜひ「ウェルスチールさいたま市」にお問い合わせください。
地域密着型・職人直営店ですので、適正価格で高品質の施工をお届けします。