さいたま市見沼区にて屋根修理〈築30年瓦屋根の漆喰・棟造り直し〉


お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
さいたま市見沼区にお住いのお客様から、弊社が近所で工事していた際に、「鬼瓦の曲がりが気になっているので、うちも点検して欲しい」とのご相談をいただきました。
現地を点検すると、実際に漆喰の劣化が進んでおり、鬼瓦と棟が傾いていることが確認できました。
漆喰の劣化と棟の傾きを修繕するため、棟造り直しを行いました。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
漆喰が劣化して脆くなっており、その影響で棟が傾いています。
この状態では瓦がしっかり固定されておらず、落下して人や物に当たる恐れがあり大変危険です。
漆喰の劣化と棟の傾きを修繕するためには、瓦の棟造り直しを行うのが一般的です。
棟瓦の積み直しとは?修理が必要な症状もご紹介
施工中の様子
①古い屋根材の撤去
最初に、既存の熨斗瓦・棟瓦・漆喰などを撤去します。
熨斗瓦は、防水性や美観において、屋根の中では特に重要な部分です。
熨斗瓦を数段積み、その上に棟瓦を数段積み重ねる工程を棟積みと呼び、瓦を高く積み上げるほど防水性が高くなります。
②心木と補強金具の設置
漆喰を詰める前に、新しい心木と補強金具を新たに設置します。
心木は木材のものが多いですが、今回は腐食しにくい樹脂製を使用しました。
③漆喰を詰める
次に、漆喰を詰めていきます。
瓦同士を接着させる、雨水の侵入を防ぐ、美観の向上などの役割を持つ漆喰ですが、実は寿命が約20年程度しかありません。
瓦の寿命は約50~60年と言われており、漆喰は比較的寿命が短いです。
うっかり放置していると、いつの間にか雨漏りしてしまうことも起こり得るため、定期的にメンテナンスしておくと安心です。
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④新しい屋根材の設置
最後に、漆喰の上に棟瓦を積んでいきます。
棟瓦は屋根の一番上に設置される建材で、雨水の侵入を防いだり、美観を向上させたりする役割を持ちます。
施工後の様子
棟の造り直しを行うことで、屋根全体の寿命を延ばすことができました。
棟の傾きや漆喰の劣化など屋根の劣化を心配せず、快適に暮らしていただけると思います。
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担当者からのコメント
この度は「ウェルスチール」にご依頼いただき、誠にありがとうございます。
今回は瓦屋根の棟造り直し工事をさせていただきましたが、瓦屋根の棟や漆喰の劣化はとても多く見られます。
しばらく屋根のメンテナンス・修繕を行っていない、またはすでに雨漏りが発生している場合は、ぜひ「ウェルスチールさいたま市」にお問い合わせください。
地域密着型・職人直営店ですので、適正価格で高品質の施工をお届けします。
現場住所 | さいたま市見沼区 |
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施工内容 | 屋根修理〈築30年瓦屋根の漆喰・棟造り直し〉 |
施工箇所 | 屋根 |
施工期間 | 5日~1週間程度 |
使用屋根材 | 瓦 |