さいたま市岩槻区にて屋根修理〈横暖ルーフへのカバー工法〉

• 2025.11.25

• カバー工法
• その他屋根修理・工事全般

屋根修理

施工前

コロニアルの屋根をご使用になられていましたが、全体的に色褪せており、それぞれの屋根材の端が浮いてしまっている状態です。
今までは塗装でのメンテナンスで対応されていたそうですが、コロニアル屋根の塗装は二回までといわれています。
屋根材の耐用年数や、防水シートの劣化を考えると、屋根を新しくするタイミングでしたので、既存屋根の上から新しい屋根材を設置する「カバー工法」を提案させていただきました。
劣化が進行すると、雨漏りなどの高い修繕費用が必要な欠陥につながりますので、現段階で屋根修理をおこなっていただくことは結果的にメンテナンスコストを抑えることになります。

▷参考記事：屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説

既存雪止め撤去

カバー工法では屋根材を取り外さず、この上から新しい屋根材を設置いたします。
ただ、出っ張っている雪止めがあると、邪魔になってしまうので、こちらは取り外していきます。

野地板増し張り

屋根材の下地を補強するために新しい野地板を設置していきます。
屋根全体の強度が高めることができます。

防水シート設置

野地板の上から新しい防水シートを設置していきます。
防水シートは屋根材の隙間から沁み込んだ雨水が内部に染みこまないようにするための、防水の要です。
長くても耐用年数が３０年程なので、築３０年のこちらのお住まいでは、防水シートの劣化も心配でした。

屋根葺き＜横暖ルーフ＞

最後に屋根材を設置していきます。
今回使用させていただいたのはニチハ株式会社の「横暖ルーフ」です。
耐久性のあるガルバリウム鋼板に断熱材を貼り付けられており、丈夫で長寿命でありながらも、冬でも過ごしやすくなっています。
スレート屋根と比較しても約4分の1程度と非常に軽量なため、既存屋根を撤去しないカバー工法でも安心して使用できる屋根材です。

▷参考記事：横暖ルーフとはどんな屋根材？メリットやデメリットを解説

▷参考記事：屋根の遮熱方法とは？屋根の遮熱リフォームを徹底解説

 

雨樋交換

施工前

屋根修理で足場を設置させていただきましたので、一緒に雨樋の交換をご依頼いただきました。
雨樋の耐用年数は一般的に２０年～３０年程度を目安とされています。
劣化になかなか気づきにくい部分ですが、築年数がある程度経過されましたら、一度点検していただくことをお勧めしています。

既存雨樋撤去

まずは古い雨樋を撤去していきます。
雨樋をはめ込んでいた古い金具も一緒に取り外しました。

雨樋取り付け

新しい雨樋用の金具を設置します。

施工後

新しい雨樋を設置して、完工です！

担当者のコメント

このたびは「ウェルスチール」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
コロニアルは剥げやすく、色落ちがしやすい屋根材ですが、定期的に塗装をしていただくことで、雨漏りを防ぎ、屋根を長持ちさせることができます。
ただ、塗装でのメンテナンスも二回が限界で、それ以降は屋根材の交換を推奨しています。
こちらのお住まいでも、定期的に塗装されていましたが、築３０年が過ぎて、劣化が進行していましたので、屋根材を新しく交換させていただきました。

屋根修理をご検討でしたら、お気軽に「ウェルスチール」までご相談ください。

 

現場住所	さいたま市岩槻区
施工内容	カバー工法
施工箇所	屋根　雨樋
施工期間	2週間
使用屋根材	横暖ルーフ