さいたま市貝沼区にて屋根修理〈築20年瓦屋根の棟造り直し〉


お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
さいたま市貝沼区にお住いのお客様から、「塗装工事をする際、業者さんから屋根の補修をすすめられた。しばらく屋根のメンテナンスをしていなかったので、この機会に補修したい」とのご依頼をいただきました。
実際に現地を確認しに伺うと、漆喰の劣化がかなり進行していました。
そのため、塗装工事と同じタイミングでの棟の積み直しを提案させていただきました。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
雨や風などの影響で漆喰が変色し、剝がれ落ちてきているのが分かります。
それだけではなく、寒暖差や自然災害の影響を受け、棟瓦と棟板金を固定する釘が浮いてしまっています。
釘の浮きを放置すると棟瓦や棟板金が落下する恐れもあり、大変危険です。
施工中の様子
漆喰を詰める
既存の棟瓦や漆喰を全て撤去した後、漆喰を詰めていきます。
瓦同士を接着させる、雨水の侵入を防ぐ、美観の向上などの役割を持つ漆喰ですが、実は寿命が約20年程度しかありません。
瓦の寿命は約50~60年と言われており、漆喰は比較的寿命が短いです。
うっかり放置していると、いつの間にか雨漏りしてしまうことも起こり得るため、定期的にメンテナンスしておくと安心です。
瓦屋根には漆喰補修が必須!費用相場や補修内容を解説
②棟瓦を積み直す
最後に、漆喰の上に棟瓦を積んでいきます。
棟瓦は屋根の一番上に設置される建材で、雨水の侵入を防いだり、美観を向上させたりする役割を持ちます。
写真は棟瓦を積み終えた後のものですが、棟瓦の間に隙間なく漆喰が詰められてますね。
実はこの「隙間なく詰める」ということがとても大切なのです。
漆喰と屋根の間に隙間があると、そこから雨水が内側に染み込み、雨漏りしてしまう可能性があります。
さらに、漆喰は屋根や瓦同士を固定する役割があるのですが、瓦同士の接着が弱まり、瓦がズレたり落ちたりすることもあります。
では漆喰を隙間なくみっちり詰めればいいのかというと、そうでもありません。
過度に漆喰を詰めすぎると、今度は雨水が内部に流れ込みやすくなってしまいます。
棟瓦の積み直しとは?修理が必要な症状もご紹介
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。
新しい漆喰を詰めることにより、漆喰の変色や剥離、釘の浮きが全てなくなりました。
新しい漆喰の色も綺麗で、外観も整いましたね。
塗装工事と屋根補修を同じタイミングで行ったとのことですので、家の雰囲気が一新され、より快適に暮らしていただけると思います。
担当者からのコメント
この度は「ウェルスチール」にご依頼いただき、誠にありがとうございます。
今回は棟の積み直しをさせていただきましたが、漆喰が劣化しているお住まいは少なくありません。
業者さんに指摘されてから屋根補修を考えたり、雨漏りしてから劣化に気づくなど、屋根の劣化を気に留めることはあまり多くないかと思います。
しばらく屋根のメンテナンス・修繕を行っていない、またはすでに雨漏りが発生している場合は、ぜひ「ウェルスチールさいたま市」にお問い合わせください。
地域密着型・職人直営店ですので、適正価格で高品質の施工をお届けします。
現場住所 | さいたま市貝沼区 |
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施工内容 | 棟造り直し |
施工箇所 | 瓦屋根 |
施工期間 | 5日 |
使用屋根材 | 瓦屋根 |