さいたま市大宮区にて雨漏り修理・屋根修理〈鳩小屋からの雨漏り〉

• 2025.11.27

• 瓦葺き直し工事

施工前

 

こちら鳩小屋としてご使用になられていたそうなのですが、雨漏りになってしまっていました。
瓦は耐用年数が非常に長く、５０年以上は持つといわれている屋根材ですが、その下の防水シートや土台となっている板はそれほど長持ちすることはありません。
防水シートの耐用年数は一般的に１０年～２０年ほどなので、築年数３５年以上経過しているこちらのお住まいでは、すでに劣化していると考えていいでしょう。

そのため、下地の野地板、防水シートを新しいものに交換する「葺き直し」工事を提案させていただきました。
瓦はまだまだ使えるので、一度撤去し、再利用させていただきます。

施工中

瓦撤去

まずはじめに、瓦をすべて撤去します。
こちらの瓦は再利用するので、割れたりすることがないよう、慎重に取り外していきます。

老朽化した防水シートが出てきました。
部分的に破れている箇所も見受けれられます。
防水シートは屋根材の隙間から侵入した雨水が屋根内に染みこまないようにする役目を担っています。
破れてしまうと、そこから雨漏りの原因となり、いずれ野地板など、住宅内部の重要な部分を腐食させることになります。

野地板新設

新しい下地、野地板を設置していきます。

防水シート設置

新しい防水シートを設置していきます。

役物板金設置

屋根の面と面の境目、角度の変わる部分、こちらは雨水がたまりやすい部分には役物板金を設置します。

瓦設置

防水シートの上に「桟木」と呼ばれる、板を打ち付け、そこに瓦を引っ掛けて固定していきます。

施工後

これにて完工です。
こちらの瓦は先ほど撤去した瓦を使わせていただいています。
屋根材を新しく購入する必要がないのは瓦屋根の大きなメリットですね。
コストをかなり抑えることができます。

担当者のコメント

このたびは「ウェルスチール」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
鳩小屋が雨漏りしているとのことでしたが、築年数から防水シートの劣化が懸念されましたので、一度瓦を取り外し、野地板、防水シートを新しく設置する葺き直しをいたしました。
瓦は大変丈夫で劣化しずらい屋根材ですが、屋根を構成する他の部分には瓦ほどの耐久性はないので、ご注意いただければと思います。
例えば、瓦同士の隙間を埋める漆喰の耐用年数は一般的に１５年ほど。
瓦だからと放ったらかしにはせず、雨漏りになる前に、定期的に点検をおこなっていただければと思います。
屋根のことでご心配事などがありましたら、お気軽に「ウェルスチール」までご相談ください。

https://saitamashi-yane.com/column/column-2597/

 

現場住所	さいたま市大宮区
施工内容	瓦屋根の葺き直し工事
施工箇所	屋根
施工期間	１０～２週間
使用屋根材	瓦