さいたま市浦和区にて屋根修理〈ボイラー室の屋根葺き替え、破風板金巻き、雨樋工事〉
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
さいたま市浦和区にて、屋根修理のご依頼を頂きました。
ご依頼のきっかけとしましては、ボイラー室の屋根と破風板の劣化が酷く塗装を何回行ってもすぐに塗装が剥がれてしまうとお問い合わせを頂き、現地調査をさせて頂きました。
調査の結果、破風板は日当たりが強い箇所で劣化がかなり進行していたため、塗装だけでは不可能と判断し、耐久性、防水性に優れた板金巻きをご提案させて頂きました。破風板だけでなく鼻隠しもまとめて施工させて頂く運びとなりました。
ボイラー室の屋根は下地が腐食してしまいボロボロと崩れる状態だったため、葺き替え工事をご提案致しました。
ボイラー室の葺き替えには、アイジー工業の「スーパーガルテクト」で施工させて頂きました。耐久性、遮熱性共に優れたガルバリウム鋼板の屋根材です。長年の悩みを解決させて頂きます。
今回のご依頼は、ボイラー室の屋根葺き替え、雨樋工事、破風板金巻きの３工程です。
まずは、ボイラー室の屋根葺き替え工事からご紹介致します。
施工前の様子（ボイラー室の屋根）
こちらが施工前の様子です。
下地の木材が腐食している様子が見受けられます。
まずは既存の屋根を撤去し、補修作業に入ります。
ボイラー室内
ボイラー室内の劣化している箇所を取り替えます。
マスキングテープで養生を行い、接地箇所の隙間をコーキング補充します。
下地材張り付け
下地から取り付けを行います。
通常の屋根と同様に「野地板」と呼ばれる下地材を取り付けていきます。
ルーフィング
ルーフィング（防水シート）を上から張り付けます。
こちらが防水の役割を担っており、先ほど取り付けた下地へ雨水が侵入しないように防ぎます。
特に雨漏りしやすい箇所（屋根と壁の接地箇所、端の箇所）には、ブチルテープを使用しています。
防水性と気密性に優れた粘着性の高いテープで、要防水箇所の補強が行えます。
スーパーガルテクト葺き
次に屋根材を葺いていきます。
今回使用する屋根材はアイジー工業の「スーパーガルテクト」です。
スーパーガルテクトはガルバリウム鋼板に2%のマグネシウムを加えることにより、メッキ層が強化され、約3倍の耐久性を高めた高耐久の屋根材になります。
お客様が長年悩まされていた箇所であり耐久性を気にされていたため、高耐久かつ、遮熱性・断熱性・防火性能の高いスーパーガルテクトを選考致しました。スーパーガルテクトなら15年は再塗装が必要ありません。
導入費用は高めですが、長期的に見ると断然お得になります。
▷スーパーガルテクトの特徴は？メリットやデメリット、メンテナンス費用を解説
雨押さえ板金取り付け
「雨押さえ」とは、屋根と外壁が接合されている部分に取り付けられる板金のことを指します。
雨水が集中しやすく雨漏りのしやすい箇所であるため、隙間から屋根の内部に浸入することを防ぐ役割を担っています。
まずは、板金を取り付けるための下地材である「貫板」を取り付けます。
従来の貫板には木製の板材が使用されいましたが、近年では樹脂製の板材が主流となってきています。
というのも、従来の木製は雨水による腐食が避けられず定期的なメンテナンスが必要でしたが、樹脂製は水による腐食が起きないため高い耐久性を誇ります。
今回使用させて頂いたのも樹脂製の貫板「タフモック」です。
▷樹脂製貫板「タフモック」とは？特徴やメリット、デメリットを解説
雨押さえの板金カバーをとりつけて、ボイラー屋根の葺き替えは完了です。
施工前の様子（破風、鼻隠し）
「破風板」の最大の役割は、雨や風を防ぐことにあります。建物の屋根は上からの雨や風に対して強い構造になっていますが、横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。破風板があることで、屋根裏に侵入する雨風を妨ぐ効果があります。
「鼻隠し」は雨樋を取り付けている板、雨樋の裏側にある板のことです。雨樋を取り付ける下地としての役割があります。
鼻隠しと比べ、破風板は雨風や日光が直接あたる箇所であるため劣化がかなり酷く、塗装を行ったとしてもうまく塗料が乗らない可能性が考えられます。鼻隠しも塗装の劣化が見受けられます。
今回は、スーパーガルテクトを破風板と鼻隠しに巻き付ける板金巻きで耐久性を高めます。
塗装のみの補修よりも防水性にすぐれ、補修を行う回数を減らせるメリットがあります。
まずは既存の雨樋と取り付け金具の撤去を行います。
板金巻き
板金を被せていきます。板金が重なる箇所にはコーキング補充を行います。
これにて破風板、鼻隠しの鈑金巻きは完了です。
雨樋取り付け
続けて雨樋の取り付けです。大屋根と下屋根の鼻隠しに金具を取り付けます。
各所、雨樋を取り付けて完工です。
工事後に得られる効果
今回の工事により、長年の悩みであったボイラー室の屋根、破風板の耐久性が向上致しました。同時に、雨漏りを引き起こす心配も無くなりました。
劣化が進んだ状態では何度塗装を行ったとしても経年劣化が早まるため、その度のメンテンナンス費用もかかってきます。
屋根の葺き替え、板金巻きは塗装よりも一度の工事費用は上がりますが、耐久性が保証されます。
（スーパーガルテクトはメーカ保証で塗膜15年保証、赤さび20年保証、穴あき25年保証）
また、今回の工事のように屋根修理、雨樋工事などまとめて工事を行うことにより、足場仮設にかかる費用もまとめる事が可能です。
屋根修理は先を見越した修理を行い、コストダウンに繋げることが重要です。
さいたま市にて屋根修理をご検討の際は、是非、ウェルスチールにご相談下さい！
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| 現場住所 | さいたま市浦和区 |
|---|---|
| 施工内容 | 屋根修理（ボイラー室の屋根葺き替え、破風板金巻き、雨樋交換） |
| 施工箇所 | ボイラー室、雨樋、破風 |
| 施工期間 | 約１週間 |
| 使用屋根材 | スーパーガルテクト〈アイジー工業〉 |
| 使用下葺き材 | PカラーEX＋〈田島ルーフィング〉 |
| その他素材・備考 | ブチルテープ〈防水テープ〉 貫板：タフモック |