さいたま市緑区にて屋根修理〈コロニアルから横暖ルーフへのカバー工法〉
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
さいたま市緑区にて、太陽光パネルの設置に備えた屋根修理でご依頼頂きました。
現場調査を行わさせて頂いたところ、褪色とヒビ割れが見受けられました。今回は太陽光パネルの設置をご検討されていたため、ご予算を抑えつつ耐久性重視のご希望に添って屋根材をニチハの「横暖ルーフS」貫板を樹脂製「タフモック」にてご提案致しました。
通常、太陽光パネルの取り付け時には屋根材に穴を開け設置します。コロニアル屋根は素材にもよりますが約5mm程と薄く、強風や地震など強い力がかかると、ヒビ割れが入りやすい材質であるため太陽光パネルの設置は基本的にできません。
そこで、耐久性に優れたガルバリウム鋼板である「横暖ルーフS」をご提案させて頂く運びとなりました。貫板に関しましても、耐久性重視の観点から木製から樹脂製への新調に至りました。
施工前の様子
今回はさいたま市緑区にておこなったコロニアルから横暖ルーフへのカバー工法の様子をお届けします。
既存の屋根はコロニアル屋根です。褪色とヒビ割れが見受けられます。
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貫板の撤去
棟の板金カバーを取り外し、既存の貫板を撤去します。貫板は板金や垂木をつなげる役目がありますが、木製の場合だと経年劣化は避けられず腐食により固定する力が弱まります。
その結果、板金カバーの釘に浮きが生じ板金カバーの飛散や雨水の侵入による下地の劣化や雨漏りに繋がります。
ルーフィング
下地にルーフィングを取り付けます。
ルーフィングは雨漏りを防ぐ最後の砦です。屋根材に破損やヒビが入った際に侵入した雨水を防止します。
ウェルスチールではその中でもコストパフォーマンスに優れ、耐久性の高い田島の「ルーフィングpカラーEX+」をおすすめしています。
横暖ルーフ葺き
ルーフィングの上から横暖ルーフを葺いていきます。
横暖ルーフとはニチハ株式会社が製造・販売を行っているガルバリウム鋼板の屋根材です。近年、主流となっている ガルバリウム鋼板は「耐震性、耐久性、断熱性、耐候性」が高く非常に優れた屋根材です。
余談ですが、ニチハの横暖ルーフには4種類のグレードがあり、ガルバリウム鋼板から更に高性能な「SGL鋼板」「フッ素樹脂遮熱鋼板」などがあります。今回使用した横暖ルーフはご予算の都合上ランクを下げコストダウンさせて頂いてます。
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貫板の取り付け
屋根材を新調し、棟を仕上げていきます。
今回使用する貫板は樹脂製の貫板「タフモック」です。特に屋根に使う材料として、水に強いという点はとても心強い特徴です。
樹脂材は基本的に水を吸わず、雨水を吸って腐り朽ちるということがなくなります。耐久性を求める際は、そういった危険を避けられる点を含めてタフモックをおすすめしています。
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完工
板金カバーを取り付け完工です。
工事後に得られる効果
今回の工事により、耐久性と断熱性も得られました。貫板を樹脂製に新調した事により長い期間の耐久性も得られました。太陽光パネルの設置についても屋根材をコロニアルからガルバリウム鋼板に変更し、ご心配なく行っていただけるようになりました。
さいたま市で屋根修理をご検討の際は、是非ウェルスチームにご相談ください!
さいたま市にて他の施工実績
現場住所 | さいたま市緑区 |
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施工内容 | 屋根修理(コロニアルから横暖ルーフにカバー工法) |
施工箇所 | 屋根フルリフォーム |
施工期間 | 約1週間 |